資産運用の方針を変更します。今までインデクッス投資と高配当ETFの二刀流でしたが、高配当ETFをやめ、インデックス投資のみで行こうと思います。
- 理由としては
1 私が投資していたVYM・VIGのセットでは、税引き後利回りが1.5%程度になり、月3万円の配当金を得るには、2,400万円の元本が必要
2 配当金をもらっても、使い道がない
3 不況時や高配当株がオワコンという情勢になった時、投資方針が守れるかわからない
の3つです。
特に 2 配当金をもらっても、使い道がない。 この理由が大きいです。
YouTubeや、Twitterなどの「高配当株を買って、今も充実させよう」という甘い言葉に誘われて高配当に興味を持ち出しました。それに不労所得というものへの憧れや、給料以外で収入が欲しいという思いがありました。
そこで実際、配当金を得られるようポートフォリオを組みました。
今現在、私のポートフォリオでは、年間約5万円の配当金を得ます。しかし、その配当金を使って生活の質をあげたり、旅行に行ったりすることはありませんでした。おそらく月3万円もらえたとしても、特に変化はないでしょう。
生活の質を上げたり、旅行にいきたいのであれば、配当金でなくとも給料から当てればいいと思いました。もし、給料からならしないことにそもそもやる価値があるのか。
私には、「配当金も給料も同じお金」と思えてなりませんが、この考え方は日本人的だなとも思いました。生活を少し背伸びしたり、自分へのご褒美を買ったりを、不労所得からなら使える。
給料からはもったいないけど、不労所得なら。。。
私もいずれそうなるかもしれません。ってそうなってしまうと、まずいのです。今から高配当投資はしなくなるのですから。「お金に色はない。どこから来ようが1万円は1万円」と生活します。
3 の高配当がオワコンになった時、というのを考えた時に、私はおそらく高配当に投資を継続できないかもと思いました。
「敗者のゲーム」「ウォール街のランダムウォーカー」など投資本を色々と(50冊以上は)読んできました。その中で、「インデックス投資に長期・積立をすると成功する確率は高い」とはありますが、高配当について成功するかどうかの記載があったものを見た記憶はありません。
「不況時、株価的にも精神的にもクッションになる」というような記載が稀にあった程度の記憶です。しかし、高配当株も同じ株式ですから、多少の差はあっても、下落は免れないと思います。
株式相場に冬が来た時、私は世界経済の発展を楽観視しますが、精神的な支えとして、それらの本を読み直すことになるでしょう。そうなった時、インデックス投資は肯定・継続できても、高配当ETFは「なぜ、買ってしまったのだろう。イナゴだった。。。」と後悔する未来が見えました。結果、底で売却という完璧イナゴムーブまで見えました。
不況時にも自分の投資方針を貫くこと。つまり積立投資を継続することがリターンを向上させる欠かせないポイントです。今の時点で継続できるか不安なものに投資するのはやめておこうと思い、高配当ETFの積立投資はやめます。
- 今後の資産運用方針については
・毎月
積立NISA→月33,333円 SBI V 全米・全世界を半分ずつ
特定口座→毎月37,500円 SBI V 全米・全世界を半分ずつ
・ボーナス
SBI V 全米・全世界を半分ずつ
で行きます。ETFをやめて投資信託のみでいくと暇そうです。外貨への両替や、配当金の再投資など一切必要なくなります。購入の時も、1円単位で調整できます。
もう、資産運用方針の変更を今後することはないとここに誓いの旗を立てます🎌。この旗を折れるのは、私だけです。私が私の足を引っ張ることがないことを願うばかりです。